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この連載では、人生を変えたい男に向けて、マンダラチャートの使い方を 菟田野愛がわかりやすく整理してきた。
第1回では、中心に置く言葉として 理想を行動に変えられる男 を設定した。
そこから第2回〜第9回では、 「習慣」 のマスを8つの具体的な行動に分解してきた。
第10回では、その習慣マスを総集編として振り返る。 朝30分ウォーキング、スマホ、部屋、水、服、靴、持ち物、呼吸。 これまで作ってきた8つの1マスを、改めて整理していく。
まだ第1回を読んでいない場合は、先に 【第1回】人生を変えたい男へ|マンダラチャートで“今日やる1マス”を見つける方法 から読んでほしい。
第1回で、中心に置いた言葉はこれ。
「理想を行動に変えられる男」
人生を変えたい。
自分を変えたい。
でも、何から始めればいいかわからない。
そういう男に向けて、
この連載ではマンダラチャートを使いながら、
理想を小さな行動に分けてきた。
大事なのは、大きな夢を立てることだけではない。
その夢を、今日動かせる1マスに落とすこと。
そして第2回から第9回までで、中心テーマから取り出した
「習慣」のマスを、8つの行動に分解してきた。
- 朝30分ウォーキング。
- 寝る30分前にスマホを置く。
- 寝る前に5分だけ部屋を整える。
- 水を飲むタイミングを1つ決める。
- 寝る前に明日の服を決める。
- 寝る前に明日の靴をそろえる。
- 寝る前に明日の持ち物をカバンに入れる。
- 5分だけ呼吸を整える。
どれも、人生を一気に変えるような派手な行動ではない。
でも、生活の流れを変えるには、こういう小さな1マスが効いてくる。
第10回では、ここまで作ってきた習慣マスを総集編として振り返る。
「理想を行動に変えられる男」になるために、どんな習慣を置いてきたのか。
どの1マスから動かせばいいのか。
そして、これからこのマンダラチャートをどう育てていくのか。
習慣マスの完成形を、改めて整理していく。
習慣マスは、生活を整える8つの入口である

マンダラチャートで「習慣」と書くのは簡単。
でも、ただ中心のまわりに「習慣」と書いただけでは、
まだ行動にはならない。
大事なのは、その習慣をさらに小さく分けること。
- 朝に何をするのか。
- 夜に何を整えるのか。
- スマホとどう付き合うのか。
- 部屋をどう整えるのか。
- 水をどう飲むのか。
- 服をどう決めるのか。
- 靴をどうそろえるのか。
- 持ち物をどう準備するのか。
- 呼吸をどう整えるのか。
こうやって分けていくと、
漠然とした「習慣」が、今日動かせる行動に変わっていく。
この連載で作ってきた習慣マスは、
特別な人間だけがやるようなものではない。
むしろ、かなり生活に近い。
- 朝、起きる。
- 歩く。
- 水を飲む。
- 夜、スマホを置く。
- 部屋を整える。
- 明日の服を決める。
- 靴をそろえる。
- 持ち物をカバンに入れる。
- 呼吸を整える。
どれも地味なのものばかり。
でも、地味だからこそ続けやすい。
そして、地味な行動ほど、生活の土台になりやすい。
大きな目標だけを見ていると、動き出せないことがある。
でも、今日の1マスなら動かせる。
だから、習慣マスは「自分を変えるための気合い」ではない。
「生活を整えるための入口」となる。
第2回〜第9回では、中心テーマ 理想を行動に変えられる男 から取り出した 習慣 のマスを、8つの小さな行動に分けてきた。
明日の持ち物を
カバンに入れる
スマホを置く
呼吸を整える
部屋を整える
タイミングを決める
明日の服を決める
ウォーキング
明日の靴をそろえる
※この配置はたんなる一例である。マスの場所に強いこだわりを持つ必要はない。 自分が見やすい場所、しっくりくる場所に配置してOK。 大事なのは、どこに置くかよりも、実際に行動へ移せる1マスにすることである。
8つの1マスを振り返る

ここからは、これまで作ってきた8つの習慣マスを、ひとつずつ振り返っていく。
朝30分ウォーキング
最初に置いた習慣マスは、
「朝30分ウォーキング」。
習慣が続かない男は、いきなり大きく変わろうとしやすい。
- 毎日完璧にやる。
- 長時間やる。
- 気合いで続ける。
- やる気がある日に一気にやる。
でも、それでは続きにくい。
だから第2回では、まず朝に30分歩くという具体的な1マスを置いた。
- 朝に歩くことで、体を起こす。
- 外の空気を吸う。
- 一日のリズムを作る。
- 小さな達成感を作る。
それだけで、生活の流れは少し変わる。
寝る30分前にスマホを置く
次に置いたのは、
「寝る30分前にスマホを置く」。
夜のスマホは、翌朝に響きやすい。
- なんとなく動画を見る。
- SNSを見続ける。
- 通知を追う。
- 気づいたら寝る時間が遅くなる。
- 頭が休まらないまま眠る。
その結果、翌朝が重くなる。
だから第3回では、寝る前にスマホを置くという行動を入れた。
スマホを完全にやめる必要はない。
まずは寝る30分前だけ、少し距離を置く。
それだけでも、夜の流れは整えやすくなる。
寝る前に5分だけ部屋を整える
第4回では、
「寝る前に5分だけ部屋を整える」という1マスを追加した。
部屋が荒れていると、朝も乱れやすい。
- 床に物がある。
- 机の上が散らかっている。
- 服が出しっぱなし。
- 小物の置き場所がない。
- 朝から探し物をする。
こういう小さな乱れが、毎日の気分を削っていく。
だから、完璧な片づけではなく、寝る前に5分だけ整える。
- 物を元の場所に戻す。
- 机の上を少し空ける。
- 明日の自分が動きやすい状態にする。
これだけでも、朝の始まりは少し軽くなる。
水を飲むタイミングを1つ決める
第5回では、
「水を飲むタイミングを1つ決める」という1マスを置いた。
水を飲む習慣は、量から入ると続きにくいことがある。
- 毎日2L飲む。
- こまめに飲む。
- 意識してたくさん飲む。
そう考えると、少し重くなる。
だから、まずは量よりタイミングを決める。
- 朝起きたあと。
- ウォーキングのあと。
- 仕事前。
- 入浴後。
- 寝る前に少しだけ。
自分が続けやすいタイミングを1つ決める。
それだけで、水を飲む習慣は生活に入りやすくなる。
寝る前に明日の服を決める
第6回では、
「寝る前に明日の服を決める」という1マスを追加した。
朝の支度で迷う男は、朝から消耗しやすい。
- 何を着るか決まらない。
- シャツがシワっぽい。
- 靴下が見つからない。
- インナーを探す。
- 服のニオイが気になる。
こういう迷いを朝にまとめて処理すると、出発前から疲れる。
だから、前日の夜に明日の服を決める。
- 服を選ぶ。
- シワを見る。
- 必要なら軽く整える。
- 靴下やインナーも一緒に置いておく。
これだけで、朝の支度はかなり軽くなる。
寝る前に明日の靴をそろえる
第7回では、
「寝る前に明日の靴をそろえる」という1マスを置いた。
服を決めても、靴で止まることがある。
- 今日の服に合う靴はどれか。
- 靴が汚れていないか。
- 雨の日に大丈夫か。
- 歩く予定に合っているか。
- ニオイは気にならないか。
足元は、思っている以上に印象に出る。
だから、明日の服を決めたら、靴もそろえる。
- 玄関に置く。
- 汚れを見る。
- 必要なら軽く拭く。
- 雨なら濡れてもいい靴を選ぶ。
足元を整えることは、朝の出口を整えることでもある。
寝る前に明日の持ち物をカバンに入れる
第8回では、
「寝る前に明日の持ち物をカバンに入れる」という1マスを追加した。
服も靴も整えた。
でも、持ち物で崩れることがある。
- 財布がない。
- 鍵がない。
- イヤホンがない。
- ハンカチを忘れた。
- スマホの充電まわりが不安。
- 雨なのに折りたたみ傘がない。
こういう忘れ物は、朝の最後で焦りを生む。
だから、持ち物は朝に探すのではなく、夜にカバンへ入れておく。
- 財布。
- 鍵。
- スマホまわり。
- イヤホン。
- ハンカチ。
- 仕事道具。
- 雨の日の傘。
明日の自分が困らないように、今日の夜に少しだけ整える。
5分だけ呼吸を整える
第9回では、最後の1マスとして、
「5分だけ呼吸を整える」を追加した。
- 服を整える。
- 靴をそろえる。
- 持ち物をカバンに入れる。
- 部屋を整える。
- 水を飲む。
- スマホを置く。
- 朝に歩く。
外側の準備が整っても、心が散らかっていると行動は乱れやすい。
- 焦る。
- 考えすぎる。
- 呼吸が浅くなる。
- 余裕がなくなる。
- 小さなことで崩れる。
だから、最後に呼吸を整える。
5分だけでいい。
- 静かに座る。
- スマホを少し離す。
- ゆっくり吸う。
- ゆっくり吐く。
- 考えごとが出たら、また呼吸に戻る。
呼吸を整えることは、心の散らかりを整えることでもある。
全部やろうとしなくていい。今日の1マスを選べばいい

習慣マスが8つ埋まると、少し達成感がある。
でも、同時にこう思うかもしれない。
「これ、全部やらないといけないのか」
- 朝30分ウォーキングをする。
- 寝る30分前にスマホを置く。
- 寝る前に5分だけ部屋を整える。
- 水を飲むタイミングを決める。
- 寝る前に明日の服を決める。
- 寝る前に明日の靴をそろえる。
- 寝る前に明日の持ち物をカバンに入れる。
- 5分だけ呼吸を整える。
たしかに、全部やろうとすると重く見える。
でも、マンダラチャートは自分を追い込むための表ではない。
全部を完璧にこなすためのチェックリストでもない。
大事なのは、今の自分が動かせる1マスを選ぶこと。
- 今日は体が重いなら、水を飲むタイミングだけ決める。
- 夜にスマホを見すぎているなら、寝る30分前にスマホを置く。
- 朝がバタつくなら、明日の服だけ決める。
- 玄関で迷いやすいなら、靴だけそろえる。
- 忘れ物が多いなら、持ち物だけカバンに入れる。
- 心が落ち着かないなら、5分だけ呼吸を整える。
それでいい。
習慣は、全部を一気に変えるものではない。
今日の生活の中で、ひとつだけ整える。
それを積み重ねていく。
この考え方が大事である。
「理想を行動に変えられる男」とは、毎日完璧な男のことではない。
動ける形に分けて、今日の1マスを実際に動かせる男のこと。
大きく変わろうとしなくていい。
まずは、今日の1マスを選べばいい。
習慣マスは、これからも育てていけばいい

今回、習慣マスは8つの行動に分解された。
でも、これは完成して終わりではない。
むしろ、ここから自分用に育てていくものである。
- たとえば、朝30分ウォーキングが重いなら、朝10分でもいい。
- 寝る30分前にスマホを置くのが難しいなら、寝る10分前からでもいい。
- 部屋を5分整える余裕がない日なら、机の上だけでもいい。
- 水を飲むタイミングは、朝ではなく入浴後でもいい。
- 明日の服を決めるのが面倒なら、シャツだけ決めてもいい。
- 靴をそろえるのが忘れやすいなら、玄関に1足だけ出しておくだけでもいい。
- 持ち物を全部カバンに入れられないなら、財布と鍵だけでもいい。
- 呼吸を5分整えるのが難しいなら、まず1分だけでもいい。
マンダラチャートの良いところは、書いたあとに調整できるところ。
- 自分に合わないなら、変えていい。
- 続かないなら、小さくしていい。
- しっくりこないなら、言葉を変えていい。
大事なのは、見栄えのいいマスを作ることではない。
実際に動けるマスにすることである。
この連載では、ひとつの例として8つの習慣を置いてきた。
でも、読者の生活によって、必要な1マスは変わる。
- 夜型の人もいる。
- 朝に弱い人もいる。
- 仕事の時間が不規則な人もいる。
- 家族の予定に合わせる人もいる。
- 通勤が長い人もいる。
- 在宅で働く人もいる。
だから、自分の生活に合わせて調整していい。
マンダラチャートは、正解を写すためのものではない。
自分の生活を見直し、自分の行動に落とすためのもの。
習慣マスは、完成させることより、育てていくことに意味がある。
実際に書き出すなら、マンダラチャート用ノートも使いやすい
ここまで読んで、「自分でも習慣マスを作ってみたい」
そう感じたなら、実際に紙へ書き出してみるのもかなりあり。
頭の中で考えているだけだと、理想はぼんやりしやすい。
- 何を変えたいのか。
- どの習慣から始めたいのか。
- 今日動かせる1マスは何なのか。
- どの行動なら続けられそうなのか。
こういうことは、書き出してみると整理しやすい。
そこで使いやすいのが、
ラコニックのスタイルノート マンダラチャートA5
マンダラチャート形式で思考整理できるノートなら、
中心に置く言葉と、その周りに置く行動を見える形にしやすい。
今回の連載で言えば、中心に「理想を行動に変えられる男」と書く。
その周りに、
- 習慣
- 外見
- メンタル
- 仕事
- 人間関係
- お金
- 学び
- 遊び・余白
のように、自分に必要なテーマを置いていく。
そして、今回のように「習慣」のマスをさらに分解して、
- 朝30分ウォーキング
- 寝る30分前にスマホを置く
- 寝る前に5分だけ部屋を整える
- 水を飲むタイミングを1つ決める
- 寝る前に明日の服を決める
- 寝る前に明日の靴をそろえる
- 寝る前に明日の持ち物をカバンに入れる
- 5分だけ呼吸を整える
と書いていく。
スマホのメモでもできる。
白紙のノートでもできる。
でも、最初からマンダラチャート形式になっているノートを使うと、
考える枠が見えるので始めやすい。
大事なのは、きれいに埋めることではない。
完璧な目標を書くことでもない。
自分の理想を、今日動かせる1マスに変えることである。
第10回まで読んできたなら、次は自分の手で書いてみてほしい。
- 読むだけで終わらせず、紙に書く。
- 紙に書いたら、今日の1マスを選ぶ。
- そして、実際に動かす。
その流れができると、マンダラチャートはただの表ではなく、自分を動かす道具になっていく。
※ノートのサイズや中面の仕様は商品によって異なるため、購入前にページ内容や使い方が自分に合うか確認してほしい。
※「マンダラチャート」は 一般社団法人マンダラチャート協会 の登録商標です。







